SAIのブラシ設定を入れなおすの面倒ですよね。
結構再インストールでやり方が分からないという人がいるようなので、メモ風味に解説してみます。
ブラシ設定を入れなおすには以下のファイルとフォルダを修正します。
※それぞれフォルダにいれたファイルと関連するリストとは同じ画像名で設定してください。
違う名前にしてしまうと適応されません。
既にある設定をそのまま持ってくる場合は上書きだけでいけますが、DLしてきた素材を追加したい場合は、メモ帳などでファイルを追記する作業が必要ですのでご注意ください。
※もしSAIが起動しなくなってしまった場合に再インストール出来るよう、バックアップをとってから作業をすることをおすすめします。
◆はフォルダ、○はファイルです。
<ブラシ>
ブラシそのものの形状を設定するファイルです。
◆blotmap:にじみ形状に使う画像を入れるフォルダ
256x256, 512x512, 1024x1024いずれかのサイズで作成した、グレースケールのBMP画像が入ります。
◆elemap:筆形状の設定に使う画像を入れるフォルダ
63x63サイズに任意の位置に[RGB(0,0,0)|黒]の点を打った(63個まで)BMP画像
○brushform.conf:ブラシの形のリストを作るファイル(通常は開きません、メモ帳などで開いてください)
blotmapにいれたものは「1,blotmap¥画像名.bmp」、elemapにいれたものは「2,elemap¥画像名.bmp」と書きます。
同じファイルに書きますが、それぞれ別のファイルですので、追記する際は番号と名前は間違えないよう気をつけてください。
<テクスチャ>
ブラシにテクスチャを適応するファイルです。
◆brushtex:筆にテクスチャをつける画像を入れるフォルダ
256x256, 512x512, 1024x1024いずれかのサイズで作成した、グレースケールのBMP画像が入ります。
○brushtex.conf:ブラシのテクスチャのリストを作るファイル(メモ帳などで開いてください)
テクスチャを追加する場合は、「1,brushtex¥画像名.bmp」と書きます。
<用紙質感>
レイヤー全体にテクスチャを適応するファイルです。
◆papertex:レイヤー全体にテクスチャ(紙質)を適応するファイルです。
256x256, 512x512, 1024x1024いずれかのサイズで作成した、グレースケールのBMP画像が入ります。
○papertex.conf:用紙質感のリストを作るファイルです。
テクスチャを追加する際は、「1,papertex¥画像名.bmp」と書きます。
<ブラシ設定>
ブラシ設定そのもののファイルです。
必要なテクスチャがないと設定を入れても標準ブラシと同じになってしまいますので
ご注意ください。
◇toolnrm:ブラシの設定ファイル(iniファイル)が入っています。中のファイルは連番になっており、左上から右へ順に並んでいます。
ブラシは後から位置を入れ替えられますので、追加する際は既に入っている番号を消さないよう、ファイル名をそれより多い2桁の数字(0〜100まで)に書き直してから入れるようにしてください。
※設定ファイルをいじりますので、一文字でも間違えると正常に適応されません。
よく分からない人は、出来る限りコピー&ペーストで配布されているデータをそのまま持ってくるようにしたほうがエラーを回避できます。